2006.3.8〜11の4日間「富岡先生と行くオホーツク流氷ツアー」、フラワーからは5人のメンバーが参加し、5つの合唱団から30人の富岡ファン倶楽部の面々が集い、北海道の大自然と多くの貴重な出会いを体験してきました。長年の友であったかのように、皆さん方と楽しい交流の出来たこと、本当に嬉しいでした。
数々の感動の中でも、アトイさんとモシリの皆さんによるアイヌ音楽と舞踏の演奏は、自然破壊への警告とカムイ(神)への感謝、自然との共存を、魂の歌声と舞踏を含む迫力の演出で、私たちの心に訴えかけてくださり、その感銘今も忘れることができません。白銀の世界に輝く雄大な自然と、感動の演奏が合体して、彼らからの大切なメッセージが胸の奥深くに残っています。
演奏を通して、観客にメッセージを届け、共に感動を分かち合う、フラワーが目指している音楽も共通です。旅行後、初の練習の折、富岡先生が、みんなにこんな感想を述べられました。
「あのモシリの演奏を聴きながら、こんなことを感じていた。彼らのあの演奏は計算つくされた演出だった。妥協のない演奏をするためには、練習の中で、彼らの中にある疑問を全て解決した上で、あれだけの演奏が出来るのだ。僕たちの練習でも今ある疑問を全て解決して、それを忘れず、納得のいく演奏を作り上げていきたいものだね。」
さあ、私たちの目標、40周年記念演奏会まで、後365日。週1度の練習、毎回毎回大切に積み上げていかなければ・・・
新しいリズム感のミサ曲にも、美しい自然を歌う中田喜直作品にも、フラワーらしい演奏を目指して・・・
旅の思い出は⇒ 北海道ツアー掲示板