9月20日の記念演奏会まで後1ヶ月をきり、練習の度に、後何回と指おり数えていましたが、いよいよ片手で済むほどになりました。
8月の第1週の練習日には、JAZZピアノの竹下清志先生をお迎えして、初の練習でした。
富岡先生がとあるきっかけで、あるライブハウスで、竹下先生のJAZZピアノの演奏を聴かれる機会があり、その音色に魅了されて、是非私たちの演奏会にお招きしたいと切望されたのです。
演奏会で演奏していただけることが決まってから、メンバーたちと、竹下先生のJAZZライブ演奏を聴きに行かせていただいたり、またオーケストラとの共演も盛んになさっていて、5月にはいずみホールでの日本センチュリー交響楽団と、また7月にはザ・シンフォニーホールでポディウム席まで満席の関西フィルハーモニーのサマー・ポップス・コンサートで、映画の名曲、クラシック曲、様々なポップス曲のピアノを担当され、ピアノソロもたくさんあり、またリベルタンゴなど、楽譜のオーケストレーションも手掛けられ、指揮者の藤岡幸夫さんが、「ポップス曲のオケ楽譜はあまりないけれども、竹下さんがどんな曲でも編曲してくださるから・・・」と絶賛されて、どんな楽曲でもフュージョンさせてしまわれるその奇才ともいえる才能にすっかり魅了されてしまいました。
George Gershwinの名曲の中から、富岡先生がシューマンの「女の愛と生涯」からヒントを得られて、選曲された合唱編曲版5曲のメドレー、さて竹下先生のピアノでどんな風に変化していくのだろう、きっと楽譜通りではなく、竹下先生の感性で、音にもリズムにも魔法がかけられるに違いないと想像していたのですが、「わぁ〜、これこそ、JAZZだ!音が、リズムが、夢見心地に歌って、踊って、クリエイトされていく〜!」富岡先生も「これがやりたかった〜!!!」と絶叫されるほど、楽しい音楽が想像されていくのです。
「この編曲の意図するところは、こうかねぇ?」「音のはね方は、こうでしょう?」「こういう風に盛り上げていこう!」などなど、竹下先生と富岡先生からどんどん提案やリクエストもでて、新しい音楽が想像されていくこの過程の楽しさ、最初ちょっと緊張気味だった私たちも、竹下先生が自由自在に奏でられる音とリズムの魅力にどんどん惹きこまれていって、心も体も自然にワクワクして、声を重ねていきました。

竹下先生の気取りのない、超自然体の雰囲気、でも富岡先生は、「竹下先生にモーツァルトと同じ才分を見た!」と言われたほど、あらゆる音楽をフュージョンされる天才アーティスト。このご縁をいただけたこと、本当に光栄で、感謝です。
竹下先生の信頼の厚いベーシストの時安吉宏さん、ドラムの竹下達彦さんも加わっていただいてのトリオ演奏、私たちとのコラボの前に、このトリオでコンサートホールに響くJAZZ音楽演奏も存分に味わっていただきたいと願っています。富岡先生は「お客様はもうけもんです!」と太鼓判!!
バライエティ―に富んだ50周年記念演奏会演目、どうか楽しい音楽の時間を観客の皆様と共有できますように、カウントダウンの練習、しっかり頑張っていきたいと思います。
チケットもお申し込みありがとうございます。
まだまだございますので、どうぞご連絡をお待ち申し上げております。
原納 075-213-2336
植松 075-722-8425
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