2019年06月04日

京都府合唱連盟大賞受賞 深い感謝の思いで・・

5月末というのに、30℃を超す暑さの週末、第56回京都合唱祭が開催され、フラワー・コーラスは、第42回全日本おかあさんコーラス京都大会に出演、3番という早い出演順でしたが、大変楽しい編曲の童謡3曲を、富岡先生のあっと驚く魅力の演出を加えて、お届けしました。
源田俊一郎さん編曲の女声合唱のための童謡メドレー「いつの日か」より
 証城寺の狸囃子
 汽車のうた(汽車ぽっぽ〜汽車ポッポ〜汽車)
 赤とんぼ
13曲のメドレーの中から、富岡先生が選んでくださったのは、皆さんおなじみのこの3曲。

1曲目の「証城寺の狸囃子」は、木魚やおりん、そしてお経までもが楽譜にあって、これには、是非和尚さんに登場してもらいたい。
おりんを叩いて、お経も一緒に奏でてくださる和尚さん、どこかにいはるか? あっ、いはるいはる!!
同志社リーダークランツOB会指揮者で、富岡先生ご指導の滋賀男声合唱団のベースパートリーダーの五辻さん、彼は浄土真宗のお寺の息子さんや!お声かけしてみようと、ご相談したら、是非協力したいと二つ返事で承諾くださり、初めての練習の時から、袈裟を持参くださり、袈裟に狸の尻尾をつけて、なんと狸が化けた和尚さんという設定に、次から次へと閃く富岡先生の演出に、見事に答えてくださり、私たちの狸の演奏も益々楽しくなり、息のあったコラボ演奏を創り上げることができました。
演奏中、会場からは、笑いあり、拍手あり、この編曲のおもしろさを、一緒に楽しんでくださっていることが嬉しくて、和尚さんのコミカルな所作はこの曲を大いに盛り上げてくださいました。
続く2曲目の「汽車のうた」も、汽車ぽっぽ(おやまのなかゆく汽車ぽっぽ〜)と汽車ポッポ(汽車汽車シュッポシュッポ〜)と汽車(遠くに見える村の屋根〜)とめくるめく汽車のいろんなメロディーが交錯して、私達も機関車になって、軽快に車輪を動かしたり、最後はゴットンと機関車が止まるところまでを歌と振りで、表現しました。
最後の「赤とんぼ」は、かの週刊新潮のTVコマーシャルの風景が皆さんの目に浮かんできてくださるように、「週刊新潮は明日発売です」ともちろん楽譜にはない富岡演出を、和尚さんに唱えてもらい、赤とんぼの美しい山里の風景を会場に届けたいと、アカペラあり、変調あり、ドラマティックなエンディングへと晴れやかに歌い上げました。
まだ歌い終わっていないときから、会場から拍手が起きて、皆さんが演奏を一緒に楽しんでくださったことに感動が一杯になりました。

合唱連盟Facebookに掲載くださっていた写真とコメントをお借りして、ご紹介します。

『おかあさんコーラス3団体目は、フラワー・コーラスの皆さんです。歌声はもちろんのこと振付も素敵で、会場中が舞台に惹きつけられました…!』

42おかあさんコーラス京都大会 証城寺の狸囃子 42おかあさんコーラス京都大会 赤とんぼ

3番の出演だったにもかかわらず、多くの友人、合唱仲間、家族が応援に来て下さり、ロビー入り口に出てきたときには、大きな拍手で迎えてくださり、写真撮影にも多くの方が手を振ってくださり、御礼が大変遅くなりましたが、この場を借りて、団員一同の感謝の気持ちを伝えさせていただきます。

今年はおかあさんコーラス京都大会に32の女声合唱団が出場され、5時間半に及びましたが、各合唱団それぞれの個性を輝かせて名演奏を届けられ、フラワーメンバーも出演が早くに終わったおかげで、たくさんの合唱団の演奏を聴かせてもらい、一杯刺激をいただき、一杯応援できて、嬉しかったとそれぞれ感想を述べあっていました。

そして、今回、私たちは、思いもよらない光栄な名誉な賞をいただくことになりました。
一昨年の2017年に、我らが指揮者富岡先生が、その卓越した指導力でフラワー・コーラスはじめ多くの合唱団の指導、育て上げられ、また2016年12月にロームシアター京都で編曲・演出・構成全てを自らで手掛け、眼も耳をも魅了する新しい合唱音楽空間を創造し、観客を魅了したその功績を称えて、京都府合唱連盟大賞(藤堂賞)を受賞されたことは、私達も本当に嬉しく、一緒に感動を分かち合わせていただいたのですが、この度、フラワー・コーラスならびに代表原納優子のそれぞれが、この名誉な賞を受賞することとなり、言葉では表せない感動と感謝のうちにあります。

フラワー・コーラスは、昨年京都代表として、第41回となる全日本おかあさんコーラス全国大会に通算で10回目の出場を果たし、女声合唱の魅力の発信や、新しい音楽表現に取り組んできた活動に対し、その功績を賞してくださいました。

また代表原納優子には、91歳になっても、ステージセンターで歌い踊り輝きを放つ姿に、集う仲間がいつも安心と勇気を覚えた、京都府合唱連盟においては個人理事、副理事長、今も顧問として、長きにわたり尽力し、京都の女声合唱を牽引してきたその功績に対し、受賞の名誉となりました。

授賞式は、おかあさん大会選考結果発表の前に、選考委員の先生がたが壇上に並ばれた前で、鈴木捺香子理事長が受賞文を美しく朗読いただき、フラワーの代表として、10回全国大会に出場した福井公子が、そして原納優子代表が、立派な盾を受け取り、会場でフラワーメンバー全員起立して、この光栄な賞を共に受け、皆な涙をこらえることができませんでした。
受賞の時、アンサンブルコンテストの選考をされていた富岡先生も、ご配慮をいただき、選考を少しだけ抜けさせていただき、私達と共に客席から、この受賞の様子を祝ってくださり、皆な感無量でした。

胸いっぱいだったので、受賞式の際の様子をだれも写真撮影しておらず、連盟Facebook編集スタッフの方が撮影してくださっていた写真を提供してくださったので、ここに掲載させていただきます。

藤堂賞受賞 フラワー 藤堂賞 原納

受賞後、原納は、突然のスピーチをと言われましたが、ステージ中央に進んで、マイクに向かって「思いもかけない立派な賞をいただき、90超えて生きていてよかった!本当にありがとう。これからも皆さんも益々輝いてください!」といつも通り、生き生きと、簡潔な言葉を届けて、会場より大きな拍手が起こりました。
団員みな、原納さんの深い愛と情熱、富岡先生の豊かな音楽に包まれて、こうして自然体で楽しく歌い続けてこられて、このような名誉な賞までいただいて、ただただ感謝の思いしかないと、涙を止めることができませんでした。
今までフラワーの歴史を飾ってきてくださった諸先輩方、また応援くださった合唱仲間の皆様、友人、家族の皆々様にも改めて、深謝の思いをこの場を借りて、お伝えしたいと思います。

藤堂賞 富岡、原納、フラワー
(過日、富岡先生の受賞された盾も持参いただき、3つの盾を記念に撮影しました。謹んで掲載させていただきます。)

おかあさん大会は、12の団体が優秀賞を受賞しましたが、フラワーは優秀賞と、選考委員特別賞を浅井敬壹先生よりいただき、重ねて大きな幸せと喜びをいただきました。

今年は、女声合唱団はなさんと、女声合唱団アルページュが京都代表に選ばれ、アルページュの代表は、フラワーソプラノの看板娘のまりちゃんで、家族が選ばれたような思いで、本当に嬉しく、今年の金沢大会、是非応援に行きたいと思っています。

長くなりますが・・・
この機会に、フラワー・コーラスの近況も!
長年お世話になっていたカトリック西陣教会のホールが昨年度末で利用できなくなり、今年1月より、金閣寺そばのカトリック衣笠教会のホールをお借りして、練習をしています。
広い敷地の教会で、近代的な美しい聖堂と、この新聖堂が出来るまで聖堂だった木造の古い聖堂を今ホールとして、一般利用に開放されています。古い聖堂(ホール)の周りは、桜の大木はじめ季節の花々が咲き、気持ちのよい環境です。

衣笠教会 衣笠教会3

9:45に集合して、10時から毎週30分間、吉岡仁美先生のボイトレです。
年齢を重ねても、ホールに響く豊かな響きの声を届けられるように、息の流し方、お腹の底から体の筒を抜けて、鼻、口、耳、眼、頭全てから通る声を出すことが出来るように、毎回地道に練習を積んでくださっています。
みんな明るい笑顔のボイトレタイムです。

ボイトレ1 ボイトレ2

ボイトレ3 ボイトレ4

合唱祭明けの初めての練習、早速富岡先生が新譜を持ってきてくださり、どんな曲〜〜と、楽しく初見譜読みです。

富岡練習

この日は、少し練習を早く切り上げて、皆なで、受賞のお祝いをしました。

打上げ1 打上げ2

打上げ3 打上げ4

打上げ5 打上げ6

打上げ7 打上げ8

打上げ9 打上げ10
原納さん、藤堂賞受賞、おめでとう!!いつも原納さんの大きな愛に包まれて、私達はみな家族のように、信頼しあい、合唱を楽しんで、こうして歩みを続けてこられたこと、心から感謝しています。そして命ある限り、歌い続けるわよ!の原納さんの合唱への情熱に、力貰って、私達はこれからも富岡音楽を大いに楽しみ、みんなで歌い続けていきたいです。

打上げ11
原納さんともども、フラワーを縁の下で支えてくださっている原納さんの一人娘のさわちゃんです。彼女も大事なフラワーメンバーのおひとりです。

打上げ12

お仕事や家族の世話があって、教会での打ち上げまでしかいられなかったメンバーもいますが、その後、教会から車で5分ほどのしょうざんリゾートに、久々の団リクレーションも兼ねて、皆なで会食を楽しみました。

しょうざん1

しょうざん2 しょうざん3

しょうざん4

会食後は、1卓に全員寄って、今まで全国大会に何回出場したか、挙手してもらい、フラワーの歴史を感慨深く振り返りました。

まずは10回全部出場した人、原納さん、荒川さん、福井さんの3名。
しょうざん5

9回出場は、吉村さん、馬渕さん、高木さん、植松の4名。8回は村地さん。

7回出場は、椹木さん、吉岡さん、池田さん、山崎さん、林さん、種池さんの6人。
しょうざん5

6回出場は、滋賀さん、石井さん、佐々木さん、杉浦さん、柴田さん、高宮さんの6名。
しょうざん6

4回出場は、田中さんと富村さんの2名。
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去年初出場を果たしたのは、松崎さん、和田さん、岡田さん、西川さん、中澤さんの5名。しょうざん7

現在27名のフラワー・コーラス、本当に明るい元気な50代~90代までのメンバー達です。
しょうざん8

フラワー・コーラスに関心を持ってくださる、合唱を愛する女性の方、団員募集中です。
どうぞ私達の仲間になってください。見学いつでも歓迎いたします。是非練習覗きにいらしてください。

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2018年11月25日

深い深い感謝のうちに・・・

観客の皆様との一体感の中、深い深い感謝と感動を心と体いっぱいに感じながら、文字通り「創立53周年フラワー・コーラス感謝のコンサート」が終演しました。大きな拍手やハグをいただき、あたたかなメッセージもたくさん寄せていただいて、原納代表、並びに団員一同、心よりお礼申し上げます。

演奏会当日を振り返って、少しお話を・・
フラワーにとっては初めてのALTI演奏会、富岡先生からもせっかくのALTI、是非この音楽空間でしかできない何かを創ってみたいと、ALTI舞台に精通されている京都舞台の衣川建二さんに舞台監督を依頼し、打ち合わせを重ねて、とりわけ私たちの大好きな思い出のミュージカル作品メドレーのステージには、そのシーンに添った照明で雰囲気を盛り上げられないだろうかと相談。合唱の音響をさまたげない照明効果として、反響版の前に、ジョーゼット幕を下ろして、そこにカラー照明を映し出し、反響版にはシルエット効果を作り出すことができるのでは・・今までこのような照明プランはALTIではなかったことだろうが、是非やってみてはとの提案をいただき、ALTI照明担当の北西さんとも打合せをし、最大限やってみましょうと、進行表や音源をお預けし、当日の早朝からの舞台と照明仕込みが始まりました。

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こうして反響版の前に、柔らかなジョーゼット幕が下ろされ、照明機材が、幕の中に隠されます。照明スタッフさんは、高いクレーンに乗り込み、舞台天上の照明機材の角度を様々に調整していかれます。
お昼過ぎには、ほぼ舞台と照明のセッティングが整い、入館してきた団員みなで、舞台に繰り広げられる照明の流れを客席から見学、私達の練習音源をホールに流しながら、富岡先生がいろいろなカラー提案や、ライトの明暗、タイミング、照明効果の可能性を探って、衣川さん、北西さんとどんどん創り上げていかれ、その創作過程を体験するのも、私達にとってもとても貴重な体験でした。

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クリスマスのくるみ割り人形の照明の一部   ライオンキングのアフリカの大地のイメージの照明

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Jesus Christ Superstarの十字架のシーン   CatsのMemory、月明かりのシーン

こうした舞台スタッフの協力を見て感じて、本番に観客の皆さんに、より楽しい音楽空間を体験していただく、富岡先生はこの舞台作りの全てをステージに立つ私たちがしっかり感じ取っていてほしいと言われ、このリハーサル前の舞台作りの見学の時間は私達にとって、大事な大事な体験でした。

リハーサル中も、様々舞台転換の調整やタイミングを、ずっと私達に寄り添って、私達の要望を聞き入れてくださり、舞台監督の衣川さんの見事な采配と、舞台クルー、照明クルー、全てのスタッフのプロのお仕事ぶりには感動するばかりでした。

そして今回の素晴らしいゲスト、佐伯幽(しずか)さん。富岡先生のたってのお願いを聞き入れてくださり、朗読は初めての経験だけれどと、私達の練習に3回も来てくださって、「花の風」の星野富弘さんの世界を、誠心誠意一緒に創り上げようと、お心を寄せてくださり、練習の度に、しずかさんの温かで、穏やかな語り(富岡先生エッセイ編纂)から、私達の中にも、より星野富弘さんの思いや人生観が広がっていって、歌に気持ちが注がれていきました。
本番は、多くの皆様から、しずかさんの語りで、星野さんの日々の暮らしや彼の眼を通して見える世界が見えてくるようで、私達の歌がどんどん心に響いてきて、深い感動を貰ったとお言葉をいただき、この場を借りて、佐伯幽さんの素晴らしい朗読とお心に心からの感謝を申し上げます。

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ALTIの空間だからか、すぐ目の前に観客がいてくださり、観客の皆さんが私たちと共にこの音楽の時を体験してくださっていることが感じられて、幸せな気持ちいっぱいで、第1ステージが終わりました。
楽屋に衣装替えに走って、さあ、次は富岡先生のご挨拶。先生の音楽観も語られ、客席から応援くださっている浅井敬壹先生からもありがたいメッセージをいただき、いつも原納さんとフラワーの背中をどんと押してくださり、団員一同大感激。そして第2ステージ、イギリスの香りへと進行しました。

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このイギリスの3部作は、今年の夏の全日本おかあさんコーラス大会に京都代表で出場させていただき、松山のひめぎんホールで演奏した私達の大好きな曲たち、そしてこの10月には、浅井敬壹先生の傘寿祝いのSong Partyにフラワー皆で参加させていただき、はるばるイギリスから浅井先生のお祝いにお越しになったBob Chilcott先生の前で、フラワーはChilcott先生の名曲、The Lily and the Roseを歌わせていただく機会までいただいて、より多くの思い出の残る清らかな美しい愛の曲、ALTIでもどうか皆様のお心に届きますようにと、心込めて歌いました。


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本番というのは、こんなに早く過ぎていってしまう〜、インターミッションの楽屋では、皆が口々に、もう半分終わってしまったぁ〜、さあ、残りの後半、フラワーの楽しい歌声をいっぱい届けようねぇ!衣装はちゃんと整った〜?と、鮮やかな真っ赤なチュニックを着て、舞台スタッフさん、小道具のセッティングもお願いしますと、上手、下手に分かれて、スタンバイしました。

第3ステージ前半は、5年前の大阪全国大会以降、フラワーがいろんなステージで披露し、皆が好きで好きでたまらない「くるみ割り人形の主題によるジングルベル」そして、8年前の長野全国大会で、アフリカ人のジェンベ奏者と共にエネルギッシュに歌った”Lion King”。共に各自が個性的な人形やアフリカ民族衣装に身を包んで歌った曲、今回はその中のピックアップメドレーなので、衣装も度々は着替えられない。クリスマスの雰囲気とアフリカの大地の雰囲気を出せる衣装と、皆で知恵を絞って、それでは原色のあざやかな赤と、カラフルなストールでと決定。先生も早替えで、酋長のターバンや杖で変身。そしてALTIの照明がより曲の雰囲気を引き出してくださる。楽しみ〜と人形たちは、大きなリボンを持って、カタコト、ステージに繰り出しました。

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第3ステージ後半への衣装替えの間は、今回の目玉企画、ALTIの空間だからこそ、お客様を近くに会話を届けられる、富岡先生から「徹子の部屋」ならぬ「優子の部屋」で、原納さんと僕の普段のトークをお聞かせしよう!!と提案があり、「原納さん、トーク台本いりますか?」「そんなのいらない、アドリブで〜〜〜!!」うわぁ、これは当日どんなトークが繰り出すのやら?!「富岡先生をフラワーに招いたところからなんかお喋りするわ〜」満90歳の代表のカクシャクとした、切れのいいトークを、富岡先生と楽しく伝えてほしい。楽屋で衣装替えしながら、モニターに耳を傾けていたら、客席から笑いのウェーブが起こっているのが聞こえて、盛りあがってる!!上手・下手にスタンバイしても、トークは盛り上がって、このままだったらいつ終わる?!と心配になってきて、そっとピアニストが下手から登場。「まぁ、そろそろお時間ね!」とやってくれます優子さん!お客様に普段通りの二人の会話を楽しんでいただけて、フラワーの歴史秘話をご紹介できて、きっといい思い出の一つになってくださったことでしょう。こんなトークタイムで、観客の皆さんとリラックスして繋がれるのも、富岡先生の企画力の楽しさです。

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いよいよ残り少なくなってきた演目、最後は今から16年前に東京大会で演奏したJesus Christ Superstar、そしてそれから遡ること5年、21年前に札幌でグランプリ受賞したフラワーの看板作品、Cats。最後はやっぱりCatsのSkimble Shanksで❣ 先生のプログラム提案を聞いた時は、そんなにたくさんのミュージカル作品、うまくまとまるのだろうかと一瞬不安がよぎりました。でもでも・・Jesus Christで、キリストが十字架にはりつけにされて、神に祈るシーンで、胸が詰まりそうになった後、暗闇の中に月明かりが射して、CatsのMemoryへの転換、このストーリー展開を提案された時は、まざまざそのステージシーンが目に浮かんで、なんとドラマティック、Loyed Webberもビックリな展開じゃないですか!と叫んだのを思い出します。ほんとに富岡先生の企画、演出力には、今までどれほど驚かされ、度肝を抜かれたことか!!
先生の今回の企画に、練習期間は短いものの、なんとか答えたい、みんなで最後の最後、楽屋でも、あそこ、あ〜決めようね、そこはソプラノから、次にアルト、そしてメゾなんて、確認もしながら、いよいよ最終ステージへ。

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最後は観客が大いに沸いてくださって、Skimble Shanksは拍手でリズムをとってくださり、気持ちが一体感に包まれて、ほんとに楽しい!!ほんとに幸せ!!

すごくすごくお名残り惜しいけれど、ついに最後、アンコール。このアンコールの曲は、先生から「いい曲が見つかった、僕が詩を付けて、フラワーバージョンにしてあげる」と意気揚々と連絡が入り、一体何の曲と楽しみに編曲を待っていたら、それはなんと”Time to say Googbye”。先生からもらった編曲譜のあとがきには「驚愕!Time to Say Goodbyeは曲名から”別れの曲”として認識されていますが、実は愛し合う二人の「一緒に生きていこう」とする二人の門出の歌だった!」とあり、先生がフラワーのためにアレンジしてくださった詩は、
「あなたにまもられ、こうして歌を歌い、素敵な仲間と出会いと絆の中、共に生きている。歌は私の命輝かせ、どんな時も私の歩みを照らす〜。Time to Say Goodbye ありがとう、皆さま。いつまでもここにいたいけれど、別れの時、ありがとう仲間、かけがえない友、It's time to say goodbye〜 あなたにまもられ、こうして歌を歌い、仲間の心優しく、喜び苦しみも、笑顔涙も分かち合えた日々。Time to say Goodbye ありがとう、皆さま。いつまでもここにいたいけれど、とわに歩む、あなたのみめぐみ、深い愛の中、It's time to say goodbye とわに歩む〜 I LOVE YOU!」この楽譜を初めて手にして、初見した時、もう皆の眼からボロボロ涙が・・
フラワーの皆なをずっとずっと大きな愛で包み込んでくれている原納代表の愛、
フラワーのメンバーの特性を熟知して、このメンバーだからこそ届けれらる音楽を最大限に引きだして、そのために編曲や演出もしてくださり、妥協せず導いて下さる富岡先生、
誠心誠意で私達に寄り添って美しく、時に力強く私達をピアノで支えてくださる岸本佳美先生、
年老いていく私達に根気強く、これからだってもっと声が出せる、響く声を一緒に作ろうと愛いっぱいに懸命に指導くださる吉岡仁美先生、
そして明るく、いつもいつも前向きで、人生の悲喜こもごもを歌と共に歩める最高の仲間たち、それを寛容に支えてくれる家族たち、友人たち、全ての皆様への感謝の思いが、このアンコール曲に詰まっていて、この曲でクロージングできるなんて、なんと幸せなこと。
観客に私達の歌声で、感謝と愛をいっぱい届けたい、そんな思いが凝縮した今回の演奏会でした。

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終演後のロビーでも、いっぱいの皆様から感動!ありがとう!の声をいただき、今回は短い時間でも是非私達とご一緒にグラスを傾けて帰ってほしいとの願いから、オープン形式の打ち上げ会にいたしましたが、たくさんの方々がご参加くださり、握手やハグで、思いを伝えてくださり、皆さまの温かさに触れらえて、原納代表、団員一同、大変幸せでした。

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改めまして、今回の演奏会にお力をくださいました舞台監督の衣川さん、照明スタッフの北西さんはじめ舞台の全てのスタッフの皆様、心温まる愛に満ちた朗読で私達に息吹を吹き込んでくださった佐伯しずかさん、ありがたい祝辞で応援してくださった浅井敬壹先生、写真撮影、ビデオ撮影で尽力くださった大阪フォトの岡崎さん、スピカの藤田さん、ロビーマネージをすっかりお任せし、恙なく気持ちよく対応してくださった山田さん、桐畑さん、ノートルダム女子大女声合唱団の日野さん、小薬さん、奥野さん、その他演奏会のために、陰で支えてくださった皆々様、そして演奏会にお越しくださり、私たちの歌声にいっぱいの応援くださったご来場の全ての皆様に、代表、団員一同より、あつくお礼申し上げます。

これからもフラワー・コーラス、生き生きした歌声を届けていけるよう、富岡先生、原納代表に導いてもらいながら、とわに歩んでいきたいと願っています。
私達と一緒に歌ってみたいと思っていただける方、フラワーに興味を持ってくださった方、是非是非ご連絡ください。見学だけでも大歓迎です。

最後に、今回の演奏会のパンフレットを掲載して、感謝のうちに、演奏会レポートを終わります。
みなさま、ありがとう〜〜〜❣(^^♪

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2018年08月23日

明日松山に出発です。

大型の台風20号が四国、近畿上陸で、この夏甚大な被害をもたらした地震、豪雨に続いて、大きな被害をもたらさないことを祈りながら、今日午前中、フラワーは全国大会前、最終の練習をしました。
8月9日の練習時に、朝日新聞京都総局の女性記者の伊佐さんが練習にお越しくださり、取材をしてくださいましたが、今朝の朝日新聞朝刊京都版に、『10回目の全国「夢だった」』というタイトルで、練習風景の写真と記事を掲載してくださいました。
全国大会出演の記念に、大事に残しておきたいと思います。

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富岡先生に何度も何度も息の流し方、表現の作り方、表情と演出の意味を根気強く、叱咤激励してもらいながら、創り上げてきた3つの愛の物語り、3曲とも英語ですが、歌の心を精一杯伝えられられますように・・・
富岡先生が練習の終わりに、「もちろん本番は楽しんだらいいが、その楽しみの底には頭と体の全てを使って、神経を集中させて、個々がこんなにもしんどい思いをして届ける演奏をしてこそ、心に届く演奏が出来るよね。」と、私たちの心に叩き込んでくださいました。
みんなそうだ納得!と頷きながら、今持てる力を結集して、いい演奏を届けたいなぁと思いを新たにしました。

雰囲気はとことん明るいフラワーですので、台風20号もみんなの思いで吹き飛ばそうと、雨がきつくなりそうな中、笑顔で解散しました。
今夜強くなる風雨が心配ですが、ゆっくり眠って、明日みんな元気に出発できますように・・

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2018年08月19日

第41回全日本おかあさんコーラス全国大会に出場します!

酷暑続きの2018年夏、お盆を過ぎて、漸く少し涼しい風が吹いてきましたが、来る8月25日・26日の両日、愛媛県松山市のひめぎんホール(愛知県県民文化会館)にて、第41回全日本おかあさんコーラス全国大会が開催され、フラワー・コーラスは5年ぶりに京都代表として、出場させていただくことになりました。
今年はフラワー・コーラス創立53年目、全国大会には10回目の出場で、道後温泉で有名な松山市は初めて。5階席まである3000人収容の大ホールで、歌声を届けられること、団員一同大きな喜びです。

フラワー・コーラスは、大会1日目の8月25日(土)出演順9番(11:42〜11:51)が本番です。

全日本合唱連盟のHPに全合唱団の出演順が掲載されています。
おかあさんコーラス全国大会のページ

また全日本合唱連盟のFacebookページには、全合唱団の演奏曲目も掲載されました。
全日本合唱連盟のFacebookページ
出演全合唱団の演奏曲目一覧(8月25日)
出演全合唱団の演奏曲目一覧(8月26日)

そして、8月17日付けの全日本合唱連盟のFacebookページの投稿に、21年前になる第20回全国大会の札幌Kitaraホールでの写真が掲載され、なんとなんとわれらが原納団長の姿が!!全国大会で初めてミュージカル作品Catsを演奏し、グランプリを受賞した時のフラワーの大事な大事な思い出の受賞シーンのショットで、原納団長もビックリ、団員は初めてこの写真を見る人も多く、お宝写真に大喜びしています。
全日本合唱連盟のFacebookページに掲載された21年前の写真(左上:原納団長)

富岡先生と原納団長の合唱への情熱と深い愛に包まれながら、53年の歴史を歩んできたフラワー・コーラスですが、今までの10回の全国大会に全て出場したのは、原納団長含む3名、今回初めて全国大会のステージに立つのが5名です。
練習も残すところ後1回となり、ワクワクドキドキ感が増してきていますが、富岡先生が選んでくださり、編曲もしてくださった美しい3つの愛の物語を、今あるフラワーの味わいと温かさで、会場いっぱいに届けられるよう、最後まで精一杯の練習を重ね、本番の舞台ではみんなの心ひとつにして、フラワーテイスト満載で音楽を最大限に楽しみたいと願っています。

5月26日の京都合唱祭で、京都代表に選んでいただいた直後の練習時にみんなで撮影した記念写真です。
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それから、7月末の練習日には、毎年恒例の富岡先生のサプライズお誕生日会をしました。
毎年、先生をどうやって驚かせようかと知恵を絞るのですが、今年は、富岡先生の大好物のアンパンで67歳を形づくって、先生を驚かせました!!(^_-)-☆
いつも先生と団長を囲んで、ほんとに和気あいあい、元気いっぱい、仲よし家族のフラワー・コーラスです。

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3か月後の11月22日には、富岡先生にご指導いただき40年と原納団長満90歳を記念して、フラワー・コーラス感謝のコンサートを府民ホールALTIにて開催いたします。
2018年も夏に秋にとたくさんの方々との合唱を通しての交流と思い出が作れそうで、とてもとても楽しみです。

残暑に負けず、あともう一歩もう一歩の練習を重ねて、ひめぎんホールに全員元気に向かいたいと思います。(^^♪


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2018年02月24日

2018初ステージ(第48回レディーズコーラスフェスティバル in 栗東さきら)

本当に厳しかった2017〜2018の冬、ようやく春の兆しを感じられるようになり、1週間後には桃の節句。
雛祭りが近づく頃、毎年関西合唱連盟主催のレディースコーラスフェスティバルが開催され、第48回の今年は滋賀県栗東市の栗東芸術文化会館さきらが会場に。
本日2/24(土)と明日2/25(日)両日で98団体の関西の女声合唱団が演奏を届けます。
フラワー・コーラスも本日2/24、34番(14:58〜演奏)で、3年ぶりにレディースコーラスフェスに出演させていただきます。
第48回レディースコーラスフェスティバル 出演順

今回は、メンバーが6人も参加できず、大変少ない人数での出演ですが、大好きな星野富弘さんの詩に、大人気のなかにしあかね先生の作曲の「女声合唱とピアノのための組曲 花の風」より『木を一本』『支えられて』をフラワーらしい演出も添えて、歌います。

今年は創団53年目、この長い年月をずっとフラワーを引っ張ってきてくれた原納団長も、先月満90歳のお誕生日を迎え、今年初の練習日には皆でお祝いをしました。
富岡先生にはフラワーをご指導いただいて、今年は40年目。昨年入団くださったメンバーも含め、これからも原納団長の温かい母の愛のもと、富岡先生のエネルギーと明るく豊かな音楽の導きで、フラワーらしいハートフルな演奏を届けていきたいと願っています。

今年初練習&原納団長満90歳のバースデーを祝って
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遅ればせながら、昨年年末恒例のフラワークリスマス会の楽しい笑顔一杯の思い出も残しておきます。
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毎年年末最後の練習時には、午前の練習の後、練習場をすみやかにパーティー会場に変えて、宴を催します。
今年は3人のパートマネジャーさんたちがすごく楽しいパート対抗ゲーム大会を企画してくれて、皆童心にもどって、おおはしゃぎ。大笑いで一年を締めくくりました。

伝言ゲーム
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お豆つかみ
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その他、フラワーの歴史にまつわるクイズ大会もあり、ワイワイと元気一杯のフラワーです。
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最後に仁美先生の清らかなソロと佳美先生のピアノのプレゼントがあり、皆でクリスマスソングを歌って、一年を感謝の気持ちで締めくくりました。
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今年11月22日に、フラワー感謝のコンサートを開催予定です。
フラワーの大好きな歌たちを、大好きな皆さまに届けられるよう、地道に練習重ねていきたいと思います。
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2017年12月11日

メサイアを歌い祈りとともにクリスマスを祝う会(2017-12-09 カトリック大阪大司教区 サクラファミリア)

2017年師走となり、街角はクリスマスイルミネーションが美しく輝いていますが、12月9日(土)大阪梅田にあるカトリック大阪大司教区サクラファミリアの3Fにある大阪梅田教会の聖堂にて、富岡先生の企画・指揮による「メサイアを歌い祈りとともにクリスマスを祈りましょう」という会に、フラワー・コーラスからも12名が合唱で参加させていただきました。

富岡先生はかねてから宗教音楽は教会にて、祈りと共に歌い捧げたいとの思いを強く持っておられて、光の教会で有名な茨木春日丘教会でのオペラ「アマールと夜の訪問者」や、大阪カテドラル聖マリア大聖堂のカトリック玉造教会で合唱団大阪コンソートと共に「フォーレレクイエム」など、祈りと共にある音楽を提唱してこらえましたが、今回はこの大都会の梅田の高層ビル街のど真ん中に、都会のオアシスであるかのように十字架をかかげて建つサクラファミリアの中にあるカトリック大阪梅田教会にて、メサイアを、室内管弦楽団とソロ、合唱で演奏し、神の生誕を祝おうという会を開かれることになりました。

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3Fのガラス張りの窓の見えるところが聖堂です。

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サクラファミリアの入り口ドアです。

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1Fロビーを入った所には「きょうあなたがたのために救い主がうまれた」飼い葉おけのキリストの飾りつけと共に迎えてくれました。

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聖堂の中は、壁も真っ白で、椅子も白木づくり、表から見ていた窓ガラスから光が温かく射して、清らかな空間。

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スマホパノラマ写真で、聖堂の広がりを。

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祭壇前に指揮台と10名の弦楽奏者とオルガン奏者。

こうして、10時過ぎからオケ、ソリストの練習に続き、11時過ぎから合唱も加わっての練習。
2時間ほどの通し練習を終えて、昼休憩。
今回は合唱団大阪コンソート65名が中心に、実行委員も務められ、フラワー・コーラス、コールカナリー、ふじの花、滋賀男声、一般公募の方々などから27名が一緒に参加させてもらい、プロソリスト3名と共に約100名の合唱団での演奏となりました。

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休憩中にフラワーやカナリーやふじの花の皆さんと記念撮影。1年前にはロームシアターで「オペラ座の怪人」を共に演奏したことを懐かしく思い出しながら、あれから早や1年がたったのねと思い出話にも花が咲いて・・

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コンソートGM様やメンバーの方もご一緒に!今日はお世話になります。

14:00開場で、信者さんや一般の方々も聖堂に、14:30開演です。

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祭壇のむこうのガラスの窓は、ロールカーテンが降りてきて、祭壇にはキャンドルが灯されました。

オルガンとコンソートの高橋さんの指揮で、会場全員であら野のはてにを歌いながら、司祭と富岡先生、弦楽奏者の入場。
さあメサイアの始まり、弦楽とオルガンの音色が富岡先生の想いの籠った指揮で聖堂に響きます。
預言が始まる前に、聖公会のジョージ林司祭の祈りがあり、メサイアの音楽と共に、神の生誕を祝い、感謝と平和を祈る会となりますよう、司祭と共に祈って、心穏やかに演奏に入っていきました。
コンソートの松本さん、橋田さんのテノールソロ、合唱、岸俊昭先生のバスソロ、伊藤一美先生のアルトソロ、合唱と続き、超教派クリスチャン連盟代表の山下様の祈り。
そしてここから受胎の知らせ。冨岡美佳さんの美しいアルトソロと合唱で、キリストの誕生を喜び歌いました。

次に、大阪梅田教会のスペイン人のミケランジェロ・アラゴン神父様の祈りがあり、メサイアの音楽の中に神父様の祈りが挟まれて、音楽の中に祈りが、祈りと共に音楽が、を心に深く感じました。
弦楽のみの美しい演奏の後、コンソートの宇都宮さん、津田さんのソプラノソロ、そしてキリストの誕生を祝い、天のいと高きところに神の栄光、地には平和と、高らかに合唱が続きました。その後サンタから皆さんにプレゼントを配られ、温かな雰囲気に。
続いてコンソートの藤田さん、李さんのソプラノソロの後、伊藤一美先生と吉岡仁美先生のアルト、ソプラノソロ。吉岡先生が思いをいっぱいこめて、苦しみや悲しみを持つものは主のもとに来なさい。主が救って下さると、清らかに切々と歌われ、涙が出そうでした。そしてまた高らかに合唱。

岸俊昭先生の重厚なバスで、ローマ皇帝達の弾圧の章へ。とても難しい合唱部分、富岡先生に練習時に指導いただいた曲解説を心に思いながら・・
そしてコンソートの平澤さんのテノールソロで天の父の声が届き、ここミケランジェロ神父様と共に、全員で感謝の祈りを捧げ・・祭壇の後ろのカーテンが上がっていき、地上の景色が現れ、祈りにいらした100名以上の皆さんと共に、全員で起立して、最後のハレルヤを高らかに、心温かく心ひとつに歌い上げました。

最後に全員で、主の祈りを唱え、感動冷めやらない中、きよしこのよるを全員で歌い、司祭と神父様の退場を見送りました。終演に富岡先生から感謝のご挨拶があり、主の誕生のお祝いを、メサイアを歌って、多くの方々と分かち合えたこと、こんな機会を作ってくださり、準備をしてくださった、全ての皆様に心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。

「ソロ素晴らしかったですね!」「今日はお世話になり、ありがとうございました。」と声を掛けあい、名残惜しみつつ、サクラファミリアを仲間たちと後にしました。

外は師走の賑やかな梅田、全ての人々に幸せと平和があるようにと心に思ったのでした。
この一年を歌を通して、また色んな体験が仲間たちとできたこと、それを導いてくださった富岡先生、佳美先生、仁美先生にもいっぱいの感謝の想いが心に溢れてきました。

何人かのメンバーとサクラファミリアの向かいの梅田芸術劇場の地下でコーヒーを飲んで、ロビーにあがってきたら、阪急インターナショナルホテルのロビーのツリーが光り輝いていました。
Merry Christmas to All of You !!

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2017年10月14日

第10回京都レディースオータムコンサート

10月も半ばを迎えて、金木犀の香りがそこここにして、秋本番になってきました。
明日10/15(日)京都コンサートホール大ホールにて、第10回を迎える京都レディースオータムコンサートの記念演奏会があります。(開場12:00、開演12:30)
京都の女声合唱団27団体が出演し、美しい女声合唱を届けます。
フラワー・コーラスも3年ぶりに、この演奏会に出演します。

フラワー・コーラスの出演は、16:46です。
清らかなChilcott作品、The Lily and the Rose。
母の深い愛を歌ったアイルランド民謡の Danny Boy、この曲は富岡先生が編曲してくださり、アレっと驚く展開になっていきます。
そして、最後はフラワーが大好きな My Fair Ladyより「君住む街」、とても洒落たジャズアレンジ作品です。
イギリスやアイルランドの美しい光景を思い浮かべながら、3つの愛のテーマ、どんな風にお届けできるでしょう。
会場の皆様と、音楽をいっぱい楽しめる一日となりますように・・

なお、富岡先生指揮のコーラスふじの花さんの演奏は、15:59です。

あっ、明日空いてるはという方は、是非コンサートホールへ!(当日券販売もあります。)

出演順は、京都府合唱連盟HPの こちら をアクセスください。

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2017年07月29日

富岡先生お誕生日祝いパーティー(2017/7/27)

祇園祭もメインイベントが終わり、梅雨明けして、本格的な暑さがやってきました。
7月30日は富岡先生の御誕生日、毎年先生の御誕生日を楽しくお祝いするアイデアをみんなで考えるのですが、2週間前の練習の折に、先生が突然、「みんな、出町で行列のできる御餅があるらしいけど、知ってる?」と言い出され、「え〜〜〜〜、先生ふたばさんの豆餅食べはったことないんですかぁ?」
「僕が同志社の学生時代やったころからあるんか?」「はい、もっともっと前から〜」
「出町界隈は、Mr.ドーナツはかよたけどなぁ!」
とこんな会話をして、そうや、今年の御誕生日は、この名代出町ふたばの豆餅でお祝いしようと閃きました。

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練習、休憩中に、速やかにテーブルをセットして、みんなで、豆餅を並べて、66を形作り、ミニキャンドルをたてて、準備完了。

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キャンドルに灯をつけて、みんなでアーチを作って、隣のお部屋で休憩中の先生に、「健せんせ〜い!」と大きな声でお呼びして、サプライズパーティーの始まり!

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佳美先生の伴奏で、みんなで、Happy Birthdayを歌いながら、アーチをくぐられた先生は、テーブルに到着。
この豆餅デコレを見て、先生は「え〜〜〜〜〜!!!」とのけぞり、びっくりのお声。サプライズ企画大成功!みんなの拍手の中、6&6のキャンドルを一気に吹き消しされて、「先生、おめでとう!」

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みんなで、片手に豆餅、片手にお茶カップをもって、高らかに「かんぱ〜〜い!」
「いっつも節目にこうしてお祝いしてくれて、みんなありがとう!」

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怪我で療養中のわれらが代表、原納さんも順調に回復されていて、一日も早く治して、お顔見せてほしい、練習一緒にしたいと、先生の御誕生日の御祝いと重ねて、原納さんの全快を皆でお祈りしました。

やっちゃんが、ビデオ撮影してくれたので、思い出に残します。
https://youtu.be/VnVt-SebtHI

今年も富岡先生の御誕生日をサプライズで楽しくお祝いできて、いつもこうして笑顔が絶えない富岡先生とフラワーです。

只今、10/15の京都レディースオータムコンサートに向けて、Bob Chilcott作品と、アメリカのKirby Shaw編曲のJazzyにアレンジされた作品を練習中。Jazzのリズムを体に乗せて、ウキウキワクワクの思いを楽しく歌いたいなぁと、富岡先生のあの手この手のご指導に、元気に練習続けています。
7月はパート練習に続き、仁美先生に個人ボイトレで、一人一人ボイスチェックもしていただきながら、トレーニング中。
これから京都の酷暑が続きますが、暑さを吹き飛ばして、練習いっぱい楽しみたいです。

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2017年06月18日

富岡先生お祝い会

6月15日、フラワーの練習の後の午後、富岡先生の藤堂賞授賞お祝い会をいつもお世話になっている京都ガーデンパレスで開きました。
とにかくいつもまずは記念写真!から始まります。

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原納代表が「富岡先生の藤堂賞授賞、本当に嬉しい。一おかあさんコーラスだったフラワー・コーラスをずっとここまでご指導くださり、京都で歴史ある合唱団に育て上げてくださって、心からありがとう!」とご挨拶。
富岡先生からも「こんな名誉な賞をいただいて、これは僕とともに音楽をしてきてくださった皆さんがあってのこと、ほんとにありがとう!」と返礼のお言葉。

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午前中の一人一人のボイトレレッスンの緊張感はどこへやら、乾杯の後は、笑顔炸裂で、爆笑トークの連発、楽しく和やかで、とっても嬉しい会食会になりました。

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古株メンバーから、「先生、私たちのこと、ずっと面倒みてね〜〜!」この一言に大拍手!!
富岡先生と佳美先生、仁美先生とこの仲間たちと、これからも元気で、素敵な音楽を楽しんでいきたいです。

賑やかなパーティーの様子は、こんな動画編集にしてみました。思い出に残します。
https://goo.gl/photos/GPDpmNJNAuxEkesf9

こんな私たちのお仲間になってくださる方、是非是非フラワー・コーラスを覗きにいらしてください。
楽しい、明るいメンバーたちばかりで〜す!
(只今、Bob Chilcottさんの作品を練習しています。)
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2017年06月08日

富岡先生藤堂賞授賞おめでとう!

6月3日、4日に今年も大盛会で歌声と笑顔いっぱいに開催された第54回京都合唱祭、3日には第40回全日本おかあさんコーラス関西支部京都大会に27団体の女声合唱団が出演し、フラワー・コーラスは今年は連続42年目の出場で、おかあさん大会に出演の女声合唱団の中で連続42年は一番長いようでしたが、今年も優秀賞をいただきました。
富岡先生指揮のふじの花さんも優秀賞に、選考委員特別賞も受賞され、ともに演奏を評価していただけたこと、大変光栄で嬉しいです。

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フラワー・コーラスのステージ、京都府合唱連盟Facebookに掲載いただいていたので、写真お借りしました。


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演奏後の集合写真、Mちゃんご主人が撮影してくださいました。

そして、何より嬉しいビッグニュースが!
われらがマエストロ富岡健先生が、名誉ある京都府合唱連盟大賞(藤堂賞)を受賞されました。

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おかあさん大会選考結果発表の後、藤堂賞授賞セレモニーが行われました。

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鈴木理事長から、表彰状が読み上げられます。

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壇上では、原納代表、ふじの花の山田代表もご一緒に、客席からは皆で授賞式を見守りました。

表彰状の全文です。

2017年 京都府合唱連盟大賞
富岡 健 様

同志社グリークラブの指揮者であった貴方は法学部卒業後に音楽の道へと進まれオペラや管弦楽そして合唱など今やプロの指揮者として大活躍されています
とりわけ合唱においては合唱団の能力 最大限に引き出す卓越した指導力を発揮され 多くの合唱団の指導をされてこられました
中でもフラワー・コーラスを幾度も「おかあさんコーラス全国大会」へと導き 1997年のグランプリ獲得をはじめ常に高い評価を得ることで全国へ強く印象付け 京都の団体が目標とする女声合唱団に育てられました

また昨年12月には指導される5つの合唱団を集め 「合唱って楽しい!!」と銘打った演奏会を開催 編曲・演出・構成すべてを自らで手掛け 耳も目をも魅了する新しい音楽空間を創造され 文字通り合唱の楽しさと合唱が持つ表現力の素晴らしさを満席のお客様に届けられました

こうした多大なご功績を称えるとともに今後益々のご活躍を願い ここに京都府合唱連盟大賞を贈ります

平成29年6月3日
京都府合唱連盟理事長 鈴木捺香子

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壇上で、お礼の挨拶をされた健先生、授賞の感謝の気持ちを伝えられるとともに、最後に、この受賞は今までともに音楽をしてきたみんなとともにいただいた賞だと思う。これからも合唱連盟のためにも力を尽くしていきたいと述べられました。

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同志社グリー大先輩の浅井敬壹先生や原納さん、山田さんとともに

富岡先生とともに、これからも音楽の楽しさ、温かさ、エネルギーを発信して、人々に幸せや喜びを分かち合えるような演奏を届けていきたいと、先生の名誉ある授賞の喜びの中で、改めて先生への感謝と思いを強くしました。

富岡先生、藤堂賞授賞、本当におめでとうございます。
先生の今後ますますのご活躍をお祈りするとともに、これからも素敵な音楽、一緒に創り上げていきたいです。








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